第8回サンクトペテルブルク国際リーガルフォーラムが開催されました。
2018年5月15日~同18日、第8回目のサンクトペテルブルク国際リーガルフォーラム(以下「サンクト国際フォーラム」といいます。)が開催され、当協会の会員も参加しました。サンクト国際フォーラムは、毎年、宮殿広場( Дворцовая площадь)でエルミタージュ国立美術館(Государственный Эрмитаж)を眼前に臨む庁舎建物内で開催されます。
当協会は、2017年5月16日、アレクサンドル・コノヴァロフ・ロシア連邦司法大臣のお立合いの下、サンクト国際フォーラムの後援を得て設立されました。詳しくは、2017年5月16日の記事をご参照下さいませ。
サンクト国際フォーラムは、毎年、参加人数・参加国が増え続けています。初年度(2011年度)の参加者数は僅か757名でしたが、本年度は、90ヵ国から合計4502名の参加となりました。まだ第8回目に過ぎず、決して歴史は長くありませんが、既に世界のリーガル・フォーラムの中でも、最大規模の国際大会の一つとなっています。
5月15日夕方7時から、サンクトペテルブルク国立アカデミーフィラルモーニア劇場(ミハイロフスキー劇場:Санкт-Петербургская государственная Академическая филармония им. Д.Д. Шостаковича )にて、第8回フォーラム開会式とリーガルアワード受賞式典が開催されました。
まず、アレクサンドル・コノヴァロフ・ロシア連邦司法大臣からご挨拶と第8回サンクト国際フォーラムの開会宣言があり、その後、同フォーラム組織委員会からプログラムの概要説明がありました。
そして、昨年度、宣言されていたリーガルアワード(第1回)の授賞式典に移りましたが、本フォーラム法学研究賞審査委員会委員長の小島武司名誉教授から第1回目受賞者7名と最優秀賞者1名の発表と記念品の授与がありました。
※審査委員長をつとめた小島教授は、当協会日本側の正会員でもあり、サンクト国際フォーラム組織委員会の理事もおつとめです。
その後は、カルチャー・ブログラムに続きました(ピアノ独奏:ドミトリー・アレクセイエフ氏)。
そして、翌16日の正午からは、リーガルフォーラム会場1階(Amphitheatre)にて、プレナリー・セッション(本会議)が開催されました。このセッションには、既に、毎年恒例となりましたが、ドミトリー・メドヴェージェフ・ロシア連邦首相がスピーカとして参加するため、たくさんの聴衆が来ていました。大変な混雑の中、私達を案内して下さったイリーナ・クレメンティヴァ様(Ирина Клементьева、モスクワ都市弁護士会国際部長)には、つつしんで感謝申し上げます。
上記をクリックしますと動画が再生されます(コノヴァロフ司法大臣がスピーチを開始する冒頭の様子になります)。