2018年11月9日

ガルージン大使様が当協会までお運び下さいました。

平成30年11月9日 ミハイル・ガルージン・ロシア連邦大使様が、当協会の川村明議長に表敬訪問にお越しになられまして、アレクサンドル・コノヴァロフ・ロシア司法大臣様からの感謝状をお渡しになられました。協会一同、大変光栄に存じます。誠に有り難うございました。

《コノヴァロフ司法大臣様からの感謝状~大変光栄に存じます~》

その後、当協会の川村議長との間で懇談が行われましたが、ガルージン大使様からは、以下のようなお話を頂きました。

・昨日、エレーナ・ボリセンコ前副大臣からも電話で話したが、川村明先生に、くれぐれも宜しくお伝えくださいとのことです。
・サンクトペテルブルク国立大学では、現在、日本の法律学者が、日本の法律について教えに来て下さるようになりました。ロシアに対する貢献を高く評価しております。
・川村明先生は、以前、メドベージェフ首相の論文を、和訳(抄訳)して日本の権威ある文献に投稿(※)して下さったと伺っております。こちらをご提供いただけないでしょうか。
(※)『ロシアの司法改革とメドベージェフ首相のメッセージ~サンクト・ペテルスブルグ国際法律フォーラム』自由と正義2013年 Vol.64 No.1[1月号](日本弁護士連合会)
・エレーナ・ボリセンコ前副大臣からは、サハリンのロシア仲裁センター開所式に川村先生がいらっしゃったことに、深く感謝しています。
・サンクトペテルブルクの国際リーガルフォーラムは、本年度は4600人、90か国からの参加を得ました。来年も是非、多くの日本人の法律家が参加して下さるようお願いいたします。
・在日ロシア人の法律問題については、今後、ご協力いただきたく宜しくお願いします。

《非常に堪能な日本語でお話をされるガルージン大使様(向い側中央)》


また、当協会の川村明共同議長からは、以下のようにご返答させて頂きました。

・いつも、大変お忙しいガルージン大使様におかれまして、本日は、わざわざお越し下さいまして、誠に有り難うございました。大変光栄に存じます。
・日本では、大阪に国際仲裁センターが開所し、まもなく東京でも開所する予定であり、仲裁元年ともいえる年でございます。特に、日露の商事紛争を解決する仲裁制度は重要と考えており、是非、大使のご支援を賜りたくお願いします。
・サハリン訪問は、大変、有意義な経験でした。信頼できる仲裁機関を作ることは、安心して商取引ができる基盤であり、日露経済協力を促す一つの大きな要因となるでしょう。
・日露が仲裁機関設立で協力していることをアピールすることが大切です。何かあっても『法の支配』で解決してくれることを内外にアピールすることは、皆さまの信頼を得るためにとても重要なことになります。
・今後、ロシア大使館の行事等がございましたら、当協会としても、なるべくご協力するように致しますので、どうぞお知らせください。
・本日は、お忙しいところご来所くださいまして、誠に有り難うございました。

《ご来訪されたガルージン大使様(左側中央)に対する御礼と今後の協力についてご返答申し上げる川村明議長(右側最右)、並んで小林会員、中野事務次長》

改めまして、ミハイル・ガルージン駐日ロシア連邦大使様におかれましては、本日は、お忙しい中、当協会までお越し下さいまして、誠に有り難うございました。つつしんで御礼申し上げますと共に、協会一度、大変、光栄に存じます。

《最後に皆様全員で記念撮影をしました(中央右:ガルージン大使様、中央左:川村明議長)》

今後も、誠に微力ではございますが、当協会はガルージン大使様をはじめロシア大使館の皆様に協力して参りたく存じます。何卒、宜しくお願い申し上げます(文責:小川)。

 

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